補助金の審査上のポイントとは?


2517a助成金は、要項等に記載のある要件さえ満たしていれば基本的には助成されるものですが、補助金については、要件を満たしていても、他の方とのある意味競争という側面もありますので、審査上のポイントを理解しておくことは重要になります。

補助金申請でのポイントとしては、他との比較という側面がある以上、融資を受ける際の事業計画書を作成する際の考え方と似ていると言えます。

事業計画は、資金調達、収支といった財務計画はもちろん、全編を通じて、プロジェクトの「新規性・創造性」、「他者との差別化(競争優位性)」、「市場性(事業性)」、「実現可能性」、「具体性」、「リスク要因」などについて言及する必要があり、何よりもそれらに一貫性(トータルバランス)があるかどうかが重要となります。

それぞれについて、以下で、もう少し詳しくご説明しておりますので、参考になさってください。

1.新規性・創造性
プロジェクトの結果生み出される技術や商品・サービスが今現在、業界内、異業種にも存在しないものであることを、業界紙や研究論文などの業界データ等で証明します。2.他者差別性(競争優位性)
プロジェクトの結果生み出される技術や商品・サービスが先行者や類似のものと比較してどう優れているのか、研究数値や価格など具体的数値を用いて証明します。3.市場性(事業性)
プロジェクトの結果生み出される技術や商品・サービスが対象市場(顧客ターゲット)にどのようなインパクトを与えるか、また、どのような新市場を創り出すか、統計資料等を利用した市場分析により予測します。

4.実現可能性
プロジェクトの単独実施能力や管理能力について、過去の決算結果や研究開発実績、組織の整備状況などから証明します。共同申請の場合は共同申請者の能力について客観的に証明します。

5.具体性
プロジェクトの進行について、細かなステップごとに計画し、資金調達計画を連動させてプロジェクト管理能力の高さを証明します。

6.リスク要因
市場、組織、資金などプロジェクト推進上の様々なリスクを事前に予測し、リスク回避対策を提案することで、危機管理能力の高さを証明します。

7.一貫性
上記の1~5にしっかりとした関連性を保障することにより、プロジェクト推進者としての総合力の高さを証明します。

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